リンク

劇場公開日:

解説

リンクという名の年老いたチンパンジーが人間を恐怖に突き落とすホラー映画。製作・監督は「サイコ2」のリチャード・フランクリン、エグゼキュティヴ・プロデューサーはヴェリティ・ランバート、脚本はエヴァレット・ドゥ・ロッシェ、撮影はマイク・マロイ、音楽はジェリー・ゴールドスミス、編集はアンドリュー・ロンドンが担当。出演はエリザベス・シュー、テレンス・スタンプほか。

1985年製作/イギリス
原題:Link
配給:松竹富士
劇場公開日:1986年12月6日

ストーリー

イギリスの大学で動物学を専攻するジェーン(エリザベス・シュー)は、夏休みの間、彼女が秘かに憧れているフィリップ教授(テレンス・スタンプ)の田舎の家で研究助手のアルバイトをすることになった。家につきドアを開けると、そこにいたのは1匹の猿の召使。リンクという名の老チンバンジーで、知能は人間以上のものだと教授は説明する。他にも、凶暴な雌猿ブードゥーと、その子インブの2匹がいた。教授はジェーンとインブに知能テストを行う。しかしなかなかできないインブにいらだつ教授。遂に怒ってインブを叩いてしまう。もとサーカスにいたリンクは、マスター・オブ・ファイヤーとして、火も怖れぬ猿だ。巧妙に教授に造反を始めた。ある日忽然と、教授は姿を消した。一方、ブードゥーが死体で発見された。ジェーンは、町に教授を探しに出るが、途中、野性の狂犬に襲われる。それを助けたのはリンクだった。怖るべき力で狂犬を殺した。リンクは、さらに動物仲買人を追い返し、シャワーをじっと見つめる。囚われの身でることに気づくジェーンを救おうと、彼女のボーイフレンドと仲間がかけつけるが、2人ともリンクに殺された。最後の脱出を試みるジェーン。危機に身をさらしながら、彼女は、脱出に成功するのだった。

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