劇場公開日 1954年10月26日

「バーンダンス (納屋の踊り)」掠奪された七人の花嫁 jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0バーンダンス (納屋の踊り)

2020年4月24日
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振付師マイケル・トッドの野心作で
見処は ポンティピー弟6+娘6+町独身男6(+兄嫁)の
恋のさやあても表現した群舞、男達のボードの上の競争、そして乱闘へと続く流れ

集団の迫力と男性ダンサーの身体能力を見せつけるアクロバティックなダンス

歌は正統派のキールとパウエルが美声を披露するが
弟達の歌う〈寂しいスカンク〉も切なく可笑しい
意外と可愛らしい弟達
彼等を長い間面倒見てきて 合理的人間になりすぎた兄は嫁を悲しませる

群舞と男性ダンサーの魅力を知らしめた振付師の仕事に理解を示したドーネン監督もブロードウェイのコーラスから振付師、監督へと進んだ

1998年のアカデミー名誉賞受賞時には 歌とタップダンスを披露してくれている
(チャーミング!)
この作品には不満もあったらしい
プロの目は厳しい

jarinkochie