劇場公開日 1999年4月17日

「中毒性のあるイタリア映画」ライフ・イズ・ビューティフル krtekさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5中毒性のあるイタリア映画

2011年9月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

寝られる

前半は陽気なイタリア人のおちゃらけほげほげ映画のようで、何度観るのをやめようかと思ったほどなのですが(笑)、ストーリーは中盤からガラッと様子が変わり、ナチスドイツの強制収容所に舞台が移ります。

環境は最悪、毎日死と隣合わせの中、前半あれほどうんざりだった主人公の陽気さが私達を救ってくれます。

子どもを怖がらせないため必死に嘘を突き通す父。母子の感動映画は数あっても、父子の感動映画ってあまり観たことないかもと気付く。しかも特殊すぎる環境で、類似する作品もない。話も良く出来ていて、なるほどと唸らされます。

でもやっぱり強制収容所の描写がなんだかリアルで、とても悲しい。なのに不思議とまた観たくなる魅力がある。今回は気を張って鑑賞したけど、もう一度観たら泣いてしまうかもしれない。

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krtek