劇場公開日 1999年4月17日

「イタリアのチャップリン」ライフ・イズ・ビューティフル kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0イタリアのチャップリン

2021年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 「イタリアのチャップリン」と称されるほどのコメディアンのロベルト・ベニーニ。前半はまさに本領発揮で見る者を笑いに誘うのだが、中盤からは見事に騙された。

 予備知識が無いまま見たせいで、強制収容所に連れていかれる場面からぼろぼろと泣いてしまった。息子のジョズエが天才的な子役とも言えるほど名演技で、「どこへ行くの?ゲームで何点になったの?」と父親に尋ねるたびにいじらしく可愛らしく思え、ますます涙を誘う。グイドはその都度機転を利かせた答えを返すのだが、可笑しくもあり、悲しくもあり、当時のユダヤ人迫害・ホロコーストについて考えさせられる。

 終盤になる頃には、憎いくらいに再び笑いの場面を作ってくれましたが、息子の年齢から推測して、「そろそろ戦争終れ!」と手に汗握る気持ちで夢中になってしまいました。久しぶりに見ごたえのある映画だった。

 この作品を見たあとTVスペシャルドラマ『さとうきび畑の唄』を見て、明石家さんまがそのままロベルト・ベニーニに見えた!こちらも何回見ても泣ける・・・

kossy
こころさんのコメント
2021年4月24日

kozzyさん
コメントへの返信有難うございます。
優しさに溢れた映画でした。ロベルト・ベニーニ監督のお人柄なんでしょうね。
「市井」に「姿勢」👀
kozzyさん上手い✨👏

こころ
こころさんのコメント
2021年4月24日

kozzyさん
ロベルト・ベニーニさん、「イタリアのチャップリンと称される」←納得です✨
観賞後、しみじみと沁みてくる作品でした。

こころ
kossyさんのコメント
2021年2月26日

れいすけさん、コメントありがとうございます!
子どもの父親への愛情も正解だと思いますよ~
一応語り手はジョズエなので・・・

kossy
れいすけ(休眠中)さんのコメント
2021年2月25日

子供への父親の愛か。ごめんなさい。

れいすけ(休眠中)
れいすけ(休眠中)さんのコメント
2021年2月25日

かなり前に見ましたが、父親への子供の愛に感動しますね。最高傑作と思います!

れいすけ(休眠中)
talismanさんのコメント
2021年2月1日

うー、泣く!💧💧いまだに、2回目見ることできません。

talisman