劇場公開日 1996年4月27日

「若い頃のマリアはジェニファー・ロペス」ミ・ファミリア kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0若い頃のマリアはジェニファー・ロペス

2020年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 1926年、メキシコからLAへと家を飛び出したホセ。マリアと結婚し、パコ、イレーネをもうけたが、大恐慌がやってきて、メキシコ人労働者は政府の策で国外へと追いやられた。一人だけ強制送還された母マリアは命からがら幼子チュチョを連れて戻ってくる。やがてチュチョはヤクザと関わり合うようになって、父と断絶。パコは海軍に入っていた。

 と、3代にわたる大河ドラマ風に物語は進むが、基本的にはメキシコ系労働者が真剣に生き抜いていく様を映像化してあります。橋の向こう側には白人の世界。貧しさと戦い、対岸を羨むメキシコ系アメリカ人。そして、家族の絆を暖かく・・・なかなか気持ちの良い映画でした。

kossy