劇場公開日 1992年12月18日

「「中国人でも火星人でもアメリカでは成功できる」って誰の言葉なんだろう?」マンボ・キングス わが心のマリア kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「中国人でも火星人でもアメリカでは成功できる」って誰の言葉なんだろう?

2020年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 バンデラスにはミュージシャン役がよく似合う。アサンテのドラムワークも大したもんだ。

 二人の兄弟の性格が全く違うところが上手く描かれてる。どちらかと言うと、ラテン系に限らずミュージシャンに多いタイプは兄の方なんだろうけど、慎重で内気な弟は日本人好みのミュージシャンだなぁ。

 「わが心のマリア」を演奏するときのドローレス(モリアーティ)のうつろな表情もいい。そして弟とマリアの秘密を告白してからの弟バンデラス・・・いい表情だなぁ。結局は結ばれぬ恋を題材にしたほうが名曲が生まれるってことだ。

kossy