劇場公開日 1978年4月15日

「監督が次回作のロケハン中に死亡するという事実。おそろしい」マニトウ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0監督が次回作のロケハン中に死亡するという事実。おそろしい

2020年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

 最初は悪性腫瘍と診断された背中のこぶ。しかし、外科手術しようとすると医師の手が意識せずに自傷してしまう。恋人ハリーと再会して寝言で不気味な呪文「パナ ウィッチ サリトー」を唱えるカレン。そのタロット占い師のハリーの老婆の客も死神のカードを見て死んでしまうのだ。

 インディアンに頼むことになったが、白人との確執のためなかなか承知しないが、インディアン協会に10万ドルの寄付と、呪術師ジョンにはタバコを少々で引き受けてもらった。数百年前の呪術師の霊ミスカマカス。色んな悪霊を呼んで人間と対峙する。対決するジョンも草原の霊や北風の霊を呼ぶがなかなか退治できない。最終的には病院にある機械の霊を集中させるのだが、機械は白人が作ったものなのでうまくいかない。そこでハリーが呪術師になったつもりで戦うのだ。

 クライマックスではカレンに乗り移った機械の霊がミスカマカスに攻撃をしかけるのだが、当時としてはかなり凝った映像。『スターウォーズ』の特殊効果みたい。オカルトものが好きな方にしかおすすめできません・・・

kossy