真夏の情事

劇場公開日:

解説

30年代のアメリカの南部を舞台に、流れ者とのつかの間の情事に溺れるうちに破局に陥っていく若き人妻の心理を描いたドラマ。製作はウィリアム・テナント、監督・脚本はルイーズ・シーヴァースの原作を基に、「ブロークン・イングリッシュ」の女流、ミッチー・グリーソン、撮影はエリオット・デイヴィス、音楽はバリー・マンとジョルジユ・ドルリューが担当。出演はロリ・シンガー、アンソニー・エドワーズほか。

1987年製作/アメリカ
原題:Summer Heat
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1990年7月7日

ストーリー

1937年、夏。ノース・カロライナの小さな町でタバコ農場を営むアーロン(アンソニー・エドワーズ)と結婚して平凡な生活を送っていた20歳のロクシー(ロリ・シンガー)はふとしたことから、農場に住み込むようになった流れ者のジャック(ブルース・アボット)と情事を重ねるようになる。独立記念日、夫の誘いを断わり、いつものようにジャックとじゃれ合っていて、ロクシーが目を離したすきに娘が火傷を負ってしまう。一方、ようやく2人の関係に気づいたアーロンは、ジャックを追い出すとロクシーに言う。それに対してジャックは一緒に逃げてくれとロクシーに迫るが、逃げた先のモーテルでジャックは実は既にアーロンを殺して埋めたのだと告白する。2人は逮捕されるが、ジャックはロクシーと共謀でやったことだと主張する。その結果2人は喧嘩別れし、ジャックは投獄されたものの、ロクシーは釈放され、1人で生きてゆくことを誓うのだった。

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