「最高だ」マッドマックス2 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
最高だ
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5.1スピーカーで見ていたら、ヒューマンガス率いる無法者集団のエンジン音がめちゃくちゃうるさかった。
ガソリンが枯渇している社会だというのに、エコドライブを全く心がけない気風のよさが大変すがすがしかった。
サッカーの本田選手が誰かに似ているとずっと思っていたんだけど、ジャイロ男だったことが分かった。髪を頭のてっぺんでしぱっている女はシンディローパーに似ていた。
インターセプターがやられてしまったのは悲しかった。犬もあっさりやられて切ない。缶のドッグフード食べたい。メルギブ、わかっくてイケメン。
トレーラーと並走していたリーダー、全く役にたっていなかった。言うだけ野郎。
最近、マニュアルの日産マーチを買ったのだが、艶消しブラックに塗装したくて仕方がないのはこの映画のせいだ。
(追記)
カナザワ映画祭2014の爆音上映でまた見た。その直前に『ブラックホークダウン』を見たせいで、それに比べてぬるいと感じてしまった。
子供のブーメランで指がちぎれて、敵の仲間が爆笑するのだが、その笑い声もすごい爆音でしかもかなりしつこく笑っていたのが面白かった。
前回、白軍のリーダーが全く役に立っていなかったと書いたけど、味方の本体を逃がすために命がけで敵をおびき寄せることに貢献していて、オレが完全に間違っていた。マックスに運転手を断られて「お前もあいつらと同じクズだ」と逆切れするなど、しょぼいところもあるのだが、あれだけの危機的状況であったら、混乱しても仕方がない。むしろ人間として当然だ。悪く言って申し訳なかった。
ジャイロキャプテンが、ひどい目に合されてもマックスを慕う、実に心の広いナイスガイぶりに改めて気づいた。
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