劇場公開日 1998年5月9日

「笑いを交えて見やすい映画に仕上がっています。」マッド・シティ よしさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0笑いを交えて見やすい映画に仕上がっています。

2020年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

解雇された博物館に乱入した元警備員と、偶然居合わせたTVレポーターの交流をマスコミに対する皮肉を含めて描く物語。

ダスティンホフマンとジョントラヴォルタ主演の人間ドラマ。名優ダスティンホフマンは勿論、ダメ人間を演じるジョントラヴォルタにも好感です。深刻な内容ですが、皮肉を利かせたコメディタッチになっていますので、暗くなり過ぎずにとても見やすい映画に仕上がっていると思います。
視聴率を稼ぐ為に、視聴者の感情を確認しながら報道の方向性を決めるTVマン達。今の日本でもありそうで怖いですね。マスコミやネット情報を鵜呑みにせず、自分自身の判断基準や価値観を大切にしなければならない、と改めて考えさせられた作品でした。

コメントする
よし