劇場公開日 1990年4月6日

「【"知的障害者の回想" 】」マイ・レフトフット NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【"知的障害者の回想" 】

2020年7月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

幸せ

-公開当時、クリスティ・ブラウンを演じたダニエル・デイ=ルイスの脳性麻痺者の凄みある演技に映画界が、驚いた作品。-

・クリスティが幼き頃、知的障がい者だと思っていた両親、多数の兄妹の前で"左足"で床に書いた"MOTHER"。
-当時の障がい者の方々の社会的認知度が分かる。-

・コール先生と出会い、絵の素質を見いだされ、密かに恋心を抱くクリスティの姿。
-人間だから、恋をするし、嫉妬もする。かなり、ストレートな表現だけれども・・。-

-クリスティの自伝が売れ、800ポンドを母親に恥ずかしそうに、けれど誇らしげに贈るシーンは良いなあ。-

〈障がい者を題材にした嚆矢的作品。
二十数年後に、「博士と彼女のセオリー」が公開され、主演のエディ・レッドメインも又、オスカーを受賞したのは、巷間が知る通りである。〉

NOBU