マイアミ・ムーン

劇場公開日:

解説

女優志願の女性が、競馬界の謀略に巻き込まれ、偶然出会った男と逃避行の旅に出るラヴ・サスペンス。監督は『殺しのファンレター』(81/V)のエドワード・ビアンキ、製作はアーロン・ルッソとウィリアム・C・カラロ、脚本はミッチ・グレイザー。音楽はメイソン・ダーリング、撮影は「ファミリービジネス」のアンジェイ・バートコウィアクが担当。

1991年製作/アメリカ
原題:Off and Running
配給:大映
劇場公開日:1992年3月14日

ストーリー

女優志願のシド・モース(シンディ・ローパー)は、ホテルの水中レビューの人魚役で生活費を稼いでいる。ある夜シドは、競馬のジョッキーだったという男ウディ(ホセ・ペレ)に出会う。翌日、ウディが何者かに殺され、彼はシドに一つの鍵を託す。シドは、前日にウディに連れられて行った馬のオークションで落札された名馬モルネアが殺されたことを知り、逃げ出した。途中で、妻に逃げられたお人よしの男ジャック(デイヴィッド・キース)に嘘をついて助けを乞う。その夜、シドが盗んだサイフを見つけ、その住所を彼女のものと勘違いしたジャックは、そこから10歳の男の子ポンペイを連れて来てしまった。ところが、ポンペイがさらわれ、追いかけてある牧場にたどり着いたシドとジャックは、ウディが残した鍵に合うケースを見つける。そこへ現れた悪党サッサー(ヘイゼン・ギフォード)は、それがモルネアの精子で、途方もなく高価なものであると告げる。サッサーと揉み合いになり、ジャックはのされてしまうが、サッサーは馬に蹴られて死に、3人は無事に家へ帰るのだった。

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