劇場公開日 2020年1月4日

「日本版ポスターは目にしていたので ジャンルはホラーなのかなぁと勝...」ポゼッション(1980) ワイルドとみまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0日本版ポスターは目にしていたので ジャンルはホラーなのかなぁと勝...

2020年1月5日
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鑑賞方法:映画館

日本版ポスターは目にしていたので
ジャンルはホラーなのかなぁと勝手に想像。
公開当時のキャッチコピーはわかりませんが今回のキャッチコピーがすんばらしい✨

「愛と狂気と異形の神話」

題名からして何かが事を起こしてくるだろうし、何かが起きるはずと思ってましたが、まぁこの展開は……。
序盤ゆるやかな展開ながらも
“狂気”が静かに顔をのぞかせる
それはあるシーンで覚醒し
“ポゼッション”の意味の解釈が間違っていなかったことに気がつかせてくれるんです。
ただここからの展開が凄い。
繋がりをぶった切りそうなのに
伏線となっていくところや、
映像の技術的な部分を音楽(音響)でカバー
してしまうところはこの当時の
欧州系ホラー、いやサスペンス?の
特徴な気がするけど
現代の作品には無い感覚で
まぁほんと新年からやられましたわ。

本作は第34回カンヌ国際映画祭で
パルム・ドールにノミネートされ、
イザベルアジャーニ が主演女優賞を受賞してますが、イザベルアジャーニがとにかく美しい!
この美しさと裏腹な狂気さは
賞を受賞するのも納得。
そして旦那役のサム・ニールが若い!
当たり前ですね…(^_^;)

もしご覧になるなら
ウィキペディアも調べず予告も
観ないことをオススメします

とみまる