劇場公開日 1960年4月1日

「色あせない圧倒的熱量の名作」ベン・ハー(1959) いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0色あせない圧倒的熱量の名作

2020年5月31日
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鑑賞方法:VOD

興奮

60年も前の作品ということにまず驚いた。アラビアのロレンスだったり昔のスペクタクル大作は本当に面白いなと思う。
戦車競走の臨場感たるや。最近のvfxの多用に飽きてきた部分もあり、あの圧倒的な迫力には興奮した。大きなスクリーンで観たかったなぁ。

今作となんか似てるなと思った作品にグラディエーターがある。無実なのに上流から奴隷に転落し、復讐を誓う。それと
悪役にあんまり同情できない。
似てるんだけど、今作はキリストの生誕、受難が描かれており、宗教色が強い。そういう映画あんまり見たことないし、時代なのかなと思った。それゆえ名作と言われてるのかなと思った。
それと、超常的な力が働くシーンがある。あれなんかは個人的にうーむと思った。キリスト自体、超常的な存在なのだろうけどそれまで現実的な感じで進んでたから違和感を感じた。

いたかわ