劇場公開日 1989年1月21日

「「ストロベリージャムを仕留めたぜ」「パンくずで印をつけないと迷子になる」」ブロブ 宇宙からの不明物体 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0「ストロベリージャムを仕留めたぜ」「パンくずで印をつけないと迷子になる」

2020年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 根はいい奴っぽい不良のブライアンが頑張ってる。ヒーローに打ってつけのアメフト選手なんかはスケベ心いっぱいだったから、すぐやられちゃう。ブライアンは、たまたま助けを求められたチアガールのメグと行動を共にするが、彼は救助隊に連れられ隔離された町へと戻る。自分のバイクを隠してあった森から持ってくるが、怪しい救助隊の秘密を垣間見てしまうのだ。

 救助隊はアメリカ政府か軍なのかはわからないが、細菌戦争のためウィルス兵器を研究していた。ソ連が崩壊する直前なのであろうか、終結寸前の冷戦時代の悪の象徴。そのウィルス兵器が一人歩き、暴走し、人を食って増殖するバケモノに突然変異を起こしたものだろう。

 バイクアクションを駆使して、秘密を知ったブライアンが一人救助隊に立ち向かう。ブライアンに対して敵意剥き出しの保安官ブリッグスとの葛藤も注目だ。

 単なるSFパニック映画ではなく、軍批判の要素を盛り込んだ社会性のある映画。『マックイーンの絶体の危機』というオリジナル作品をようやく見ることができた。

kossy