劇場公開日 2022年12月30日

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「お話の世界がモノクロとフランス語によって詩になっていた」美女と野獣(1946) talismanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0お話の世界がモノクロとフランス語によって詩になっていた

2023年6月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

昔々あるところに、で始まるお話ですよ、の「美女と野獣」のヒロインは大人の美人で素敵だった。眉毛も細くて美しい。コクトーのはこういうのかー、面白くて笑える場面も多くて楽しめた。衣装も宝石も豪奢な室内にもうっとりした。

何よりも台詞が詩だった。フランス語はわからなくても、フランス語の森の中にいるようで夢心地。これがイタリア語とかドイツ語だったらどんな風になるんだろう。聞いてみたい💕

talisman
じゃいさんのコメント
2023年6月27日

こちらもコメントありがとうございます! たしかにディズニー版はアニメ、実写とも、いかにも若くてうぶな少女を大人の野獣が見初める感じですものね。こちらはしっかり成熟した女性で、彼女からしっかり野獣を「選んでいる」感じがしますね。あとメルヘンチックな内容に、コクトーの特撮趣味がとてもよくマッチしてて良かったです。
なお、ディズニー版はなにが良いって、とにかく曲が良いので、あれはあれで僕はとても好きですよ。

じゃい