劇場公開日 2015年6月13日

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「小さいながら印象に残る、興味深い映画だが…。」ピクニック(1936) あま・おとさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5小さいながら印象に残る、興味深い映画だが…。

2024年3月13日
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自然の力と若さと偶然…そのようなものが作用したのだと思う、男の方はふだんの現実的抑制的がモットーが、この時だけは崩れた。女の方も我を忘れた。二人にとっては、奇跡的なことだった。忘れがたい思い出となった。
生の味わいの一側面、自然が与える生きる力、性の力の一側面を、木漏れ日や水面のゆらめきや雲の流れ、草葉の揺れとともに、美しく、印象的に描かれていて素敵だ。
小さい作品ながら印象に残る。

ただし…母と娘がそろって…という展開はビミョーだった。母なら娘のことをもう少し気にかけるものじゃないだろうか。男の願望が勝手につくりあげたアホらしいストーリーにも思えてくる。またこれは、後の再会の場面がなければ、親子揃って見舞われた強◯事件と誤解されても仕方がない展開じゃないの?

しかし、未完ということだし、原作との関係もあるかもしれないので、気にしないでおこうと思う。
テーマとしては『草の上の昼食』につながるものがあるように思った。

あま・おと