ハーレム

劇場公開日:

解説

ハーレムに迷い込んだ女性の当惑と愛を描くラブ・ストーリー。製作はアラン・サルド、監督・原案・脚本はアルトゥール・ジョフェ、共同脚本はトム・レイフィール、撮影はパスカリーノ・デ・サンティス、音楽はフィリップ・サルドが担当。出演はナスターシャ・キンスキー、ベン・キングズレーほか。

1985年製作/113分/フランス
原題:Harem
配給:アルバトロス
劇場公開日:1990年1月27日

ストーリー

ニューヨークで証券会社に勤めるOLのダイアン(ナスターシャ・キンスキー)はある日港で、何者かに薬を飲まされ、誘拐される。連れて来られたのはアラブのとある国のハーレム。ダイアンは、先祖代々の遺産を受け継ぎ、この国の王となったセリム(ベン・キングズレー)に見染められてしまったのだ。ハーレムに閉じ込められたダイアンは当初自由を求めるが、次第にセリムの置かれた苦しい立場とハーレムの真実の姿を知るにつれ、彼に魅かれてゆくものを感じる。やがてハーレムが外部からの侵入者によって踏みにじられた時、セリムは女たちを解放する決意をする。そしてダイアンと別れたセリムは、見張り番の凶弾に倒れるのだった。ニューヨークに戻ったダイアンの胸には、セリムの面影がよぎるのだった。

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映画レビュー

2.0風呂の水で歯を磨く勿れ

2023年5月7日
iPhoneアプリから投稿

拉致されている相手に恋愛感情が発芽する過程が意味不明。フェラーリ効果だろうか?ナスターシャにテニスウェアを着せたいだけのプレゼント。中盤からは彼女そっちのけにして、孤高の王子ベンの葛藤へと移るが、意味がわからないし、心を寄せる余地もない。

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Kj

3.0ナスターシャ・キンスキーは美しい!

2022年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

さすが、ナスターシャ・キンスキーは美しい!
もうそれだけで良い映画!…と言っても過言ではない。というか、それ以外に見所があまり無い映画かも…(笑)

冒頭で見られる「修復工事中の自由の女神」、「在りし日のワールドトレードセンター」のシーンは懐かしい。1990年頃、ニューヨークに2ヶ月ほど滞在していた時、ワールドトレードセンターの屋上に上って景色を見るのが好きだった。
また、黒いフェラーリを飛ばしてドライブする場面も、なかなか良い。

タイトルから「女性をたくさん傍に置いている王様がいるハーレム世界が描かれている」のかと思ったが、この映画は「ニューヨークの証券取引所で仕事している女性(ナスターシャ・キンスキー)が誘拐されて、砂漠にある国籍不明の宮殿に連れて来られ、そこの王(ベン・キングズレー)と出会う。彼がハーレムしているのかと思ったら、意外に地味な生活。優しくしてくれる王が好きになっていくナスターシャ・キンスキー」という感じのドラマだった。

ナスターシャ・キンスキーを初めて観たのは、『テス』日本初公開時の映画館(みゆき座)だったが、やはり綺麗だった!
当時の「みゆき座」は、女性向け映画を上映する傾向があったと記憶している。

眼の保養がしたい時に、ナスターシャ・キンスキーを見るのは良いかも…(笑)

HDマスター版DVD(廉価版\1500.-)を購入して鑑賞。

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たいちぃ
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