劇場公開日 1999年10月23日

「煙草とテキーラと海」ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア talismanさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0煙草とテキーラと海

2021年7月17日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

泣ける

笑える

幸せ

新宿ピカデリーありがとう💕映画館で、それもライブ音響上映で見ることができるとは!見る前から嬉しいのとワクワクで涙目でした。やっぱりいい。音楽の良さもよくわかりました。ドイツ映画のかっこよさがぎっしり。(2022.11.04.)

エルヴィスに倣って、エルヴィス・ファンの母親にピンクのキャデラックをプレゼントするシーンがあることを強烈に思い出した。今日、映画「エルヴィス」を見るからだ。ピンク・キャデラックの場面がなかったら怒るぞ!楽しみ~。(2022.7.5.)

若い世代が作った自由でかっこよくてドイツ映画の金字塔ポジションの映画。なんと初めて見た。勿論知ってた。やっと見ることができた。ティル細くてかっこいい!(「イングロリアス・バスターズ」でも会ったね!)ブルーの目が美しく救急車の中でにこっと笑った目がいたずら小僧でかわいかった。プライプトロイいい味出しててお腹痛くなる程笑えた。移民の役が彼は本当に上手くて移民ドイツ語を話させたら右に出る者なし!そして間抜けのルンルン警官ケラー!

脚本、キャスティング、映像、カメラ、音楽、編集、衣装、セット、カーアクション、ヘリ、色んな車、ドンパチ、セリフ、全てが最高に良かった。ドイツらしさとドイツらしくなさがうまくブレンドされたジャンル超越映画。

死は生の一部だよ。天国はそりゃいいところだ。そこで流行ってるのは海の話なんだから、海を見たことなけりゃ話に入れないよ。何しろ天国での暮らしは長く続くんだから。「怖がることはないよ」ドイツは詩人と思想家の国。この映画を見てセリフを聞いたら素直にそう思える。

ユーロでなくてマルク、携帯なくて公衆電話の時代だったんだ、ほんの少し前と思ってたのに。権威もヒエラルキーもなくて若い世代が家族みたいにして作った映画愛たっぷりのドイツ映画。

おまけ
2017年ドイツ公開の映画でもブライプトロイ大活躍!大麻&幼なじみとの友情話。大笑いできる映画!(タイトルは "Lommbock")

talisman
Mさんのコメント
2024年2月24日

傑作ですね!

M
NOBUさんのコメント
2023年11月18日

今晩は
 凄いなあ。今作を映画館で鑑賞されたのですね。
 どこかで掛けてくれないかなあ。絶対観に行きますよ。では。

NOBU