劇場公開日 1995年2月4日

「【”悔い改めよとはどういう意味だ!”理由なき大量殺人カップルの姿を斬新な映像で描いた問題作。】」ナチュラル・ボーン・キラーズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【”悔い改めよとはどういう意味だ!”理由なき大量殺人カップルの姿を斬新な映像で描いた問題作。】

2022年3月18日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

ー ミッキー(ウディ・ハレルソン:序盤は毛がある・・。)と、マロリー(ジュリエット・ルイス)はマロリーの両親を殺して、意気投合。
  大量虐殺の旅に出る。ー

◆感想

 ・視覚的には、モノクロからイキナリカラーになったり、TVショーのように笑いが入ったり、アニメーションを使ったり、可なり斬新である。

 ・彼らを追うTVキャスターを若き、まだドラッグ中毒になっていなかった(と思う)ロバート・ダウニー・JRが熱演している。

<だが、ストーリー展開が粗く、実在したミッキーと、マロリーが逃避行する中、無垢なる人々を大量虐殺する意味合いが上手く描かれていない。
 オリヴァー・ストーン監督が狙った現代アメリカの暴力を娯楽とする病的思想を抉り取ったシーンなどはソコソコ感じるモノはあるが・・。>

NOBU