劇場公開日 1995年2月4日

「やりきった感」ナチュラル・ボーン・キラーズ okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0やりきった感

2019年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

やりきった感がすごい。終始苛立ちをぶちまけるかのようなシーンの連続。落ち着くところがなく、壊して壊して、整いそうになったら、また壊す。破綻しかない。
エネルギーに満ち満ちているのは確か。しかし暴力的なようで暴力の凄みはなく、どちらかというと幼い印象を受ける。子供が痛みを理解せず、暴れているような感じ。だから、良くも悪くも、全体的には軽い。
後半の暴徒化はコメディとして見ると楽しめる。決しておもしろくないわけではないが同系?の「トゥルーロマンス」や「ワイルドアットハート」と比べてしまうと分が悪い作品ではある。

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