電脳ネットワーク23

劇場公開日:

解説

CG(コンピューター・グラフィック)によって創造された新しいキャラクター、『マックス・ヘッドルーム』の活躍を描く。ロンドンのTV局、チャンネル4のミュージックヴィデオショーのホスト役として誕生し、以来イギリス、アメリカで高視聴率をマークするキャラクターを主人公にしたもので、音楽畑出身のプロデューサー、ピーター・ワッグのもとでCGやアニメーションの第一人者のロッキー・モートンとアナベル・ヤンケルが原案・監督。共同原案にジョージ・ストーン。脚本はスティーヴ・ロバーツ、撮影はフィル・メヒュー、音楽はミッジ・ユアとクリス・クロスが担当。出演はマット・フルーワー、アマンダ・ペイズ、ニコラス・グレイスほか。

1985年製作/イギリス
原題:Max Headroom: 20 Minutes in to the Future
配給:スフィンクス
劇場公開日:1987年9月26日

ストーリー

TVだけが唯一の成長産業である近未来。そこで視聴率トップを誇るのは「ネットワーク23」という番組だが、“プリップバーツ”という、30秒のCMをわすか3秒間で伝えてしまうという凝縮CMが成功の原因だった。たがそのCMには、脳が過度な刺激を受け体が爆発してしまうという恐ろしい副作用が隠されていた。人気レポーター、エディスン・カーター(マット・フルーワー)はコンピューター・オペレーターのテオラ・ジョーンズ(アマンダ・ペイズ)とある爆発事件を調べているうちにこの秘密を知ってしまった。その為「ネットワーク23」のオーナー、グロスマン(ニコラス・グレイス)から狙われ、死体処理屋のマーラー(ジョージ・ロッシー)とボイグル(ヒルトン・マクレー)に追いつめられて、駐車場の「最大高さ制限(Max Headroom)」遮断バーにバイクで激突、仮死状態に陥る。人気レポーターを失いたくない局はエディスンの頭脳の全データをコンピューターにインプットし、コンピューター・ホスト「マックス・ヘッドルーム」を作り上げる。マックスはマイナーTV局「ビッグタイム」に売り渡されるが、彼のユニークなトークは視聴者に大ウケし、「ネットワーク23」の視聴率を脅かす。グロスマンは激怒し、マックスを奪い返そうとする。一方、九死に一生を得たエディスンも、再びテオラと共に行動を開始し、“プリップバーツ”の真相を公表しようとする。こうして、全ての人間が「ビッグタイム」のマックス・ヘッドルームの元へ集結していった……。

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