「タイトルなし」テナント 恐怖を借りた男 lilyroseさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5タイトルなし

2020年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ロマンポランスキー 監督が
「チャイナタウン ('74)」と「テス ('79)」の
間に撮った"日本未公開"サイコスリラー
ローラン・トポール「幻の下宿人」が原作
監督自ら主役を演じています。
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前住人が自殺を図った
パリの古いアパートの一室を借りた男。
アパートにトイレは一つだけ。
奇妙な隣人達。
疎外感・人間不信・被害妄想
害のない男が精神的に追い詰められていく
人が壊れていく様子を描いた
ロマン・ポランスキーの怪作
狂気・恐怖満載シュールな映画でした。
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理不尽な厄災に見舞われた監督
『自ら内なる恐怖と向き合うセラピーを
兼ねた企画なのでは…』
ある映画コラムに書かれていたのを読み
なるほどと思えた

lily