劇場公開日 2022年11月3日

「言葉で人を動かすということ。」独裁者 ひでぼーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0言葉で人を動かすということ。

2023年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

チャップリン映画祭で鑑賞。

チャップリンの作品を観るのははじめて。
わかりやすすぎる笑いであるが、背景にある独裁国家と実際に起こった悲劇が脳裏をよぎり、複雑な気持ちになる。
ライフイズビューティフルを思い出す。

おっちょこちょいでコミカルな笑いが続くが、ラストの演説シーン。頼りなかった主人公が一変し、一気にカタルシスへと昇華される。
人を言葉で動かすというのはこういうこと。

喜劇であるからこそ、メッセージ性が際立つ。

2023年劇場鑑賞30本目

ひでぼー
Mさんのコメント
2023年3月5日

演説の部分は何度も繰り返し見ました。胸が熱くなりますよね。

M