劇場公開日 1996年6月1日

「【結婚に必要なのは、お金と家柄? ”時が変わると変わる愛は本当の愛ではない”とシェークスピアは言っていたけれど・・ 】」いつか晴れた日に NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【結婚に必要なのは、お金と家柄? ”時が変わると変わる愛は本当の愛ではない”とシェークスピアは言っていたけれど・・ 】

2020年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

幸せ

19世紀、イギリス貴族の一般的な結婚観に縛られた様々な男女の物語。

ダッシュウッド卿は亡くなる際、息子のジョンに、後妻と3人娘、エリノア(エマ・トンプソン)、マリアンヌ(ケイト・ウインスレット)、マーガレットの面倒を見てくれと頼むが、ジョンの妻にイロイロ反対され、彼女たちには500ポンドしか遺産が渡らなかった・・。

・エドワード・フェリス(ヒュー・グラント:ウワワ・・若いなあ)は魅力的だが、大人しく、野心家ではない。
・ブランドン大佐(アラン・リックマン)は過去に哀しき経験をしたために独身。
・ウィロビーは若くて、乗馬も上手い一見紳士。

この三人の貴族とエリノアとマリアンヌの絡み合った恋愛を、美しい英国の田舎の自然を背景に描き出した作品。

<ウィロビーは論外としても、もうちょっとしっかりしろよ、エドワード。ブランドン大佐以外の男が、かなり頼りなく見える映画。叔母様、お母様の言いなりじゃないか! 読んだことはないが、ラブロマンス小説を読んでいるみたいな気分になった作品でもある。>

NOBU