劇場公開日 1991年8月24日

「見れば誰もが涙の理由を知る。SFアクション最高傑作」ターミネーター2 ヤング・スネークさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0見れば誰もが涙の理由を知る。SFアクション最高傑作

2024年4月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

言わずと知れた大ヒットシリーズ第二弾。
前作から全てがパワーアップした感動作です。

物語はAI技術が発達し、意思を獲得した人工知能が人類に反旗を翻した未来から始まる。
人工知能の機械軍は「ターミネーター」と呼ばれる人型のアンドロイドや様々な兵器を用いて人類の殲滅を開始。ピンチに陥る人類。
そこに一人の男、ジョン・コナーが現れる。彼はレジスタンスを組織し、人類のリーダーとして機械軍と戦って勝利する。

しかし、敗北を悟った人工知能は過去を変えることでその結末を覆そうと考え、タイムマシンを起動。最新型のターミネーターを過去に送り込む。目的は少年時代のジョンの抹殺。
人類の命運をかけた最終決戦が、過去で繰り広げられることとなる......

というあらすじです。

ストーリーやキャラクター、ダークな世界観、音楽、演出、全てが素晴らしい最高傑作です。
映像表現も画期的で、今見ても驚かされるクオリティです。
名台詞も多く、哲学的で考えさせられる要素もあります。時代を先取りしたAI技術の要素は我々への警告でもあります。
少年時代のジョンとターミネーターの関係性、新型ターミネーターとの激闘とその結末。
見れば誰もが涙する。まさに泣けるアクション映画。
シリーズものなので、一作目を見ていない方はセットで見ることで感動が増します。
エモーショナルな物語が展開されるので、アクション映画が苦手な方にもぜひ見て頂きたい、いつまでも色褪せない作品です。

ヤング・スネーク