劇場公開日 1998年11月28日

「少しビューティフルドリーマーに似ていませんか?」ダークシティ よしさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5少しビューティフルドリーマーに似ていませんか?

2020年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

記憶をなくした主人公が連続娼婦殺人事件の容疑者として追われるが、逃亡中に重大な秘密に行き当たり・・・と言う物語。

SFスリラーです。「暗闇」「記憶喪失の主人公」「黒ずくめの謎の集団」。それらが上手に散りばめられていて、不思議な世界観と圧迫感を醸し出します。
そこから、クライマックスにかけて転調し、エンディングの爽快感に導く構成は、上手にまとめられていると思いました。特に、クライマックスの「壁をぶち破るシーン」は、中々のシーンでした。
ただ、少し特殊な映画なので、正直「面白い」とは言い難いように感じ、評点は少し辛口にしました。
蛇足ですが、アニメ好きとしては、少しうる星やつらビューティフルドリーマーに似た世界観に感じます。前述の壁をぶち破った後のシーン等は特に似ていて、親近感を感じてしまいました。

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よし