劇場公開日 1987年4月18日

「国は違えども、ああこんな無邪気でやんちゃ男の子たち小学生ときいたな...」スタンド・バイ・ミー harunoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0国は違えども、ああこんな無邪気でやんちゃ男の子たち小学生ときいたな...

2016年12月28日
iPhoneアプリから投稿

国は違えども、ああこんな無邪気でやんちゃ男の子たち小学生ときいたなと思いながら青春を懐かしみながら観れた。4人のキャラクターが様々でおもしろいが、家庭事情もさまざまな彼ら。
クリスが自分のことを誰も知らない土地へ行きたいと涙しながら言う姿は、決して自分の味わったことのない立場であるがすごく感情移入させられたと同時に、きっとクリスの兄も何か抱えているものがあるんだろうと家庭環境の重要性を感じさせられた。
旅に出たあとに言うコディの、なぜか家に帰りたくなかったというセリフもそうだ。
それでもこんな友達に恵まれている彼らが羨ましくなったし、大人になるにつれて交友関係が変わってくるという現実がちゃんとリアルに描かれていて共感できた反面ちょっとさみしくなった。けどやっぱりこの時期に経験することって大人になっても忘れないほど濃ゆく、影響力のあるものなんだなって思った。

haruno