スキャナーズ3

劇場公開日:

解説

デイヴィット・クローネンバーグ監督出世作「スキャナーズ」の続編。監督はパート2から引き続きクリスチャン・デュゲイ、製作レネ・マロ、エグゼクティヴ・プロデューサーはピエール・デイヴィッドとレナルド・パレ、脚本はB・J・ネルソンとジュリー・リチャードとデイヴィッド・プレストン、原案はデイヴィッド・クローネンバーグ、撮影はヒューズ・デ・ヘック、音楽はマーティ・サイモン、特殊メイクはマイク・マディが担当。

1991年製作/アメリカ
原題:Scanners 3 The Takeover
配給:コムストック・グループ
劇場公開日:2013年5月11日

その他の公開日:1992年4月4日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

ストーリー

幼い姉弟ヘレナ(リリアナ・コモロウスカ)とアレックス(スティーヴ・パリッシュ)は隔離されて育った。2人は生まれながらのスキャナーだった。彼らは、スキャナーの研究者であるモネ博士に引き取られ、静かに成長していった。しかし、アレックスはその恐るべき能力のために、誤って友人を殺してしまう。そこで自分をコントロールする力を得るために、アレックスはタイで修業を積んでいた。一方、ヘレナはスキャニング能力に伴う極度の頭痛に悩まされていたが、モネ博士の開発したEPH‐3という試薬を無断で使い、その効果によってスキャナーとしての新たな自分の能力に目覚めてしまった。彼女は世界支配を謀み始め、上司や博士など、自分の邪魔になる人間を次々と始末し、支配力を強めていく。ヘレナにとってもはや敵はアレックスを残すのみとなり、ヘレナとアレックスは壮絶なバトルを繰り広げる。そして、アレックスの捨て身の戦いが功を奏し、ヘレナを倒したのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

2.0スキャン、スキャン、すかん

2019年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 最初のエフェメロルは1940年代に妊婦に投与されていたんだと最初のテロップ。つまり、最初のベイルやレボックが生まれたのが40年代だったということか・・・

 事件の2年後、アレックスの義理の姉ヘレナは暴漢に絡まれているときに能力を発揮。貼付剤を貼ってご機嫌だ。なぜだか破壊的、残酷になったヘレナ。父と組んだバウマン医師の頭を爆発させる・・・そこからは完全なシリアルキラー。モルモットにされた苦い経験のあるバウマン病院で同志を集め、スキャナーズ王国を作るかのように邪魔者を排除してゆく。

 しかし、同監督であるにもかかわらず、このB級感はなんだろう?笑うために観るんだったらいいんだけど、やっぱり脚本のせいなのか、それともヘレナがやばすぎなのか。メジャー映画だったら、ヘレナは確実にラジー賞ものだ。それにテレビカメラを通してあちこちスキャンするなんてのはやり過ぎ。もう何でもありって感じ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kossy

「スキャナーズ」シリーズ関連作品