真実の行方のレビュー・感想・評価
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原題の意味するところは?
やっぱり一番の見どころは、ラスト5分のどんでん返し!。。なんですが、直前にビリー・ワイルダーの「情婦」を鑑賞していて、同じ法廷論争もので、同じどんでん返しテーマの作品だったので、このオチ(ロイが主人格で、真犯人)は少し予測がしやすかったです。アーロン人格は存在しなかった展開はなかなかの驚きでしたが。登場人物たちもそこまで魅力的には映らず、キリスト教徒じゃないので、大司祭の所業に対しての衝撃度もあまりなく、どんでん返しのひっくり返し方も、「情婦」のような今までストーリー全てがひっくり返る衝撃、爽快さに比較すると、けっこう平凡な作品と感じてしまいました。同じジャンルの作品を連続して鑑賞するときには、注意が必要ですね(汗)ロイの最後の真相告白の時のある種の恐怖を引き立てる雰囲気はよかった。
邦題は、「真実の行方」と直球でしたが、原題は、「PRIMAL FEAR(根源的な恐怖)」。この題名の意味することはなんでしょうかね?「今見ている感じている現実は、根本的に間違ったいるかもしれない恐怖」?「明らかになった真相すらも、真相ではないかもしれない恐怖」?このあたりを掘り下げて考えてみてもおもしろいかも♫と思いました。
容疑者のアーロンの演技に
圧巻される。
結末から言ってしまうと殺人容疑をかけられてたアーロンは、凶暴な性格のロイという別人格があり、人格障害で精神鑑定となり無罪で1か月で釈放されることになった。
弁護していた敏腕弁護士マーティンはアーロンを助けることが目的だったので裁判には勝った。
が、アーロンは二重人格を演じていて、そもそもアーロンなんていなかった、と、マーティンとわたしたち観客を騙したのだ。
気の弱いアーロンに殺人なんてできるわけがない、とマーティンも同情して助けていたのに。
ただ二重人格を演じていたというオチではなく、2時間ずっと見てきた、アーロンそのものが嘘だったというところがおもしろい。
アーロンの演技とロイの演技、そして最後のぜんぶ嘘でしたを告白する演技。演じ分けがすごい。これが真の役者なんだと思う。
大どんでん返し系でおすすめされた映画だが、たしかにアーロンそのものが嘘という意味ではどんでん返しだったと思う。
裁判は詳しくないが、これを真似して罪を逃れるひとはでてこないのだろうか。
まあこの演技はできないだろうけど。。。
信念を持って生きれば
人生にはめぐりあわせがあるようです。
リチャードは「愛と青春・・」で一躍スターダムに。
エドワードは「真実の行方」で世間をあっといわせました。
2人の有名人は共に一つの映画でブレイクした。
その2人が老若共演した作品。
エドワードがリチャードを圧倒しています。
彼の演技は、それまでの彼の人生の集大成としての表現です。
なぜ、若くしてそれほどの演技ができたのか?と世間は問いますが
年齢にはあまり関係がないです。
信念を持って生きている人はいつの時代にも輝くということです。
貴方も世間に認められたいと焦るより信念を見つけなさい。
衝撃的デビュー
どんでん返し系の作品というのは知ってたので、いろんなラストを想像してました。
なので、ラストはそこまで仰天しなかった。
結末は置いといて、エドワードノートンの演技が最高すぎた。
しかもこれがデビュー作とは。本当に衝撃的なデビューですね。
俳優さんって、エネルギー発散系の方もいれば、うちに秘めているものがにじみ出るタイプの方もいて、エドワードノートンは後者だなと勝手に思ってます。(大好きなアルパチーノはもちろん発散系笑)
にじみ出る系は吸引力が半端ないのです。
まさにダイソンの掃除機のよう。
だから、彼が次に何を言うのか、何を考えてるのかをこちらサイドから近寄って耳をすませて聴きに行きたくなる。ついつい吸い寄せられるように、目が離せなくなる。すごく不思議な魅力を持ってるエドワードノートン。本当にこの作品でより一層大好きになりました。
エドワードノートン作品ハシゴしたくなるなー。
高評価にビックリ素直に驚けなかったラスト
面白い確かに面白いんだよ、観ていてアッと言う間に時間が過ぎるから私が個人的に重要視しているテンポの良さはgood。
その位話としては面白いのにオチがさぁ…残念。
事件の要は聖職者による性的虐待か金の絡んだ陰謀か?そして犯人は誰なのさと何となく先は読めるものの、スリルもそこそこ感じられサスペンスとして見所充分でも有った。
ラスト二重人格の犯人が実は二重人格なんかじゃなく演技をしてただけですよーのオチに『はい??それいらなくね??』
他の方何名かが書いていたが出尽くした感聞いた事が有りそうだねそのオチ感が凄まじい(笑)
終盤近く迄それなりにドキドキしながら観ていただけに『なんだよーそんなオチかよー』というガッカリ感の方が強かったのは私だけじゃなくてちょっぴり安心してしまった映画でした。
今となっては・・・
古い映画だがテレビで鑑賞。聖職者の性犯罪は実話として映画にもなっているし多重人格者のサスペンス映画もブームになったことがある。今や法廷ものも映画、テレビの定番だ。法廷サスペンスの醍醐味は最後のどんでん返しだろう。本作は当時としては全部を盛り込んだ傑作なのだろうが、その種の映画やテレビを見過ぎたせいか素直に驚けない自分がいる。良く言えば目が肥えると言うことなのだろうが感性が麻痺していくようで情けなくもある、出尽くした感があるサスペンスもの、作り手の苦労は増すばかりだろう・・・。
theory of illusion of truth
法廷を舞台に、大司教殺害事件の被疑者の無罪を証明しようと奮闘するストーリー。
最初は普通の推理物のように思えましたが、最後まで観た結果、物語の核心は真実の歪みあいにあるように思いました。そして、その果てで恐怖の原型(primal fear)を体験することが肝なんだと感じました。
ただ、恐怖の真理を探求したというよりかは、人間の愚かさが謎と恐怖を作り出しているところが、サスペンスとホラーのどっちつかず感につながっており、面白かったけれど、物足りなさが少しありました。
素晴らしい演技力
エドワード・ノートンにしてやられた、って感じでした。
これでデビュー作とは恐れ入ります。
リチャード・ギアの役柄のジレンマも相まって素晴らしいラストでした。これが相応しいのかな、と。
ほんとに名優と呼ぶにふさわしい2人です。
エドワード・ノートンのほかの作品も見たくなるような演技でした。
古い作品ですが、かなりオススメです。
みんな騙されちゃったね
最期の最期に大どんでん返し・・・
昔ながらの手法にすっかり騙されちゃいました。
心療内科の先生役の女優さんは最近見た、スリービルボードの主演の俳優さんでした。
それにしてもみんな若い(笑)
一杯食わされた。
「真実の行方」字幕版 DVDで鑑賞。
*概要*
野心家の弁護士が担当した、ある事件の顛末を描く法廷サスペンス。
*主演*
リチャード・ギア
*感想*
リチャード・ギアの作品を見るのは久しぶり。でも、一番演技が上手かったのは、まだ若い時のエドワード・ノートンでしょう!(^^)
ある大司教が殺されて、容疑者として逮捕された一人の青年を弁護士のベイル(リチャード・ギア)が弁護することになるんですが、最後はあるどんでん返しがあって、まんまと一杯食わされましたw 僕は呆然としちゃいましたw
物語全体が地味で、テンポが悪くて、何度も眠たくなりましたが、面白かったです。
ネタバレになるのでここまでにしときますが、.きっと驚きます!
ラスト!
見事などんでんがえし!
法廷サスペンスはあまり観ないのですが、これは面白かった!
途中ちょっとだれる感じがあったのと、殺害の理由が読めてしまったので-0.5です。
それを補ってもラストの素晴らしさでカバーしています。
リチャードギアが哀愁をそそります。
本当の真実は闇の中…。
見事な大どんでん返しでした!
裏切りの裏切りにハチャメチャにされた弁護士が可哀想です。
弁護士と依頼人の信頼関係が崩れ落ちた瞬間には、絶望の二文字が浮かび上がりました。
まさに「愛と裏切りは紙一重」です。
何を信じていいのか分からなくなりそうです。
せめて、人を信じる気持ちをなくさないで欲しいと願うばかりです。
それにしても、リチャードギアさんの弁護士っぷりは板についていました!
『シカゴ』の時もそうでしたが、敏腕でえげつない弁護士姿は貫禄抜群!
今回も、彼の名演技に引き込まれました。
やはり90年代の映画は素晴らしい!
こんな後味の悪い映画は久々だー。20年前のアメリカの昔っぽいどろど...
こんな後味の悪い映画は久々だー。20年前のアメリカの昔っぽいどろどろ法廷劇。衝撃のラストはその通りだけど、意外なわけじゃないから、なんか悪趣味。それに加えて、主役のリチャード・ギアの敏腕弁護士が、オヤジすぎるー。元同僚の女検事に色目をつかい、自分を棚にあげて部下を怒鳴り散らし、バーで酒飲んだくれて偉そうに過去の自慢話。そんなアブラぎっしゅな男には、もう見切りつけろ、経堂のゆーか!、、もはや八つ当たり。2点
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