サルバドル 遥かなる日々のレビュー・感想・評価
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ジャーナリズム<戦争の悲惨さ
どこまで実話で、何処から脚色なのか
前半はやや冗長気味でいつになったら彼が本気を出すのか、
そしてその日から彼は人が変わったかのように戦地で撮り続け、いずれ破滅か、或いはハッピーなラストを想像させる。
結局そのような都合の良いことは起こらない。
ただ悲惨さが残るなんとも言えないラスト。
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ストーリーは追わないこと
アメリカ人には馴染みの事件なので、知ってる前提で撮られてます。
普通の日本人は知らないので、次々出てくる人物がどっち側で何を目的にしているのかはサッパリわかりません。ただし、ストーン選手お得意のメッセージ性の強い作品なので、ルポ風の演出による不条理、悲惨、救いの無さを体感すればよいでしょう。
戦地体験のあるオリバー監督ならではの内戦告発映画
テンポの良い動きと迫力のある画面に引きつけられた。ベトナム戦争を体験した社会派オリバーストーン監督ならではの戦争の残酷さと本質的ペテン性をまざまざと見せつけてくれた映画だった。戦争の一番の被害者はいつも弱者であると思った。主役のフリーのカメラマンと相棒の二人の男の掛け合いが巧く描かれていた。蛇足ながら、低予算映画にもかかわらず、現地の戦争シーンでも宣伝になるからと言って現地軍を思う存分動員できたのはオリバー監督等の力量であろう。
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