さよなら上海

劇場公開日:

解説

上海を舞台に、アメリカにいる夫を持つ女医と、日本にいる妻を持つタクシー運転手との愛を描いたドラマ。監督はフー・シュエヤン、脚本はチャン・シエンとユイ・ユン、撮影はカオ・ツーイー、美術はクオ・トンチャン、音楽はスー・チュンチエが担当。

1991年製作/120分/中国
原題:留守女士
配給:TJC東光徳間
劇場公開日:1992年12月5日

ストーリー

上海にひとりで暮らす女医の乃青(シウ・チンシュアン)は、ある夜、サンフランシスコの大地震のニュースを聞き、慌ててタクシーをつかまえて電話局へ向かう。サンフランシスコへ留学中の夫・陳凱に電話してみると、見知らぬ女性が出て、陳凱は留守だと言う。翌日、乃青の親友[王其][王其](チャオ・イン)が経営するバーに陳凱から電話があり、無事を知らせてくる。数日後、夫か妻が海外へ出国している男女のパーティーで、乃青は、あの日のタクシー運転手・嘉東(スン・チュン)に再会する。その日泥酔した乃青を嘉東が家まで送ったことから、2人の交際が始まる。そんなある日、杜鵬氏と名乗る紳士(リー・チーシン)が乃青を訪れ、彼の妻がサンフランシスコで陳凱と同棲しているという。乃青はショックを受け、嘉東と深い関係になるが、そこへ、嘉東の妻が日本から急に帰国する。その直後、乃青は、自分が妊娠していることを知る。嘉東に電話をかけるが、出たのは妻の阿秀(チンモン)だった。乃青は、サンフランシスコで地震のあった夜、アメリカで電話に出た女こそ、今の自分の姿であることに気づく。

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スタッフ・キャスト

監督
脚本
チャン・シエン
ユイ・ユン
撮影
カオ・ツーイー
美術
クオ・トンチャン
音楽
スー・チュンチェ
字幕
平松正子
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