劇場公開日 1967年4月8日

「ユル・ブリンナーだけじゃ足りんなー」続・荒野の七人 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ユル・ブリンナーだけじゃ足りんなー

2019年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ユル・ブリンナー以外はガラリと変わってしまったキャスト。チコは元々がメキシコ人だという設定だったのでジュリアン・マテオスというメキシコ人になっていた。

 仲間は何人だ?と聞かれ、指を2本立てると、相手は3本立てる。前作でもあったシーンをそのまま使ってる。刑務所の中から2人、フランク(クロード・エイキンス)とルイス(ヴィルジリオ・テクセイラ)。女好きのコルビー(オーツ)と鶏泥棒のマニュエル(ジョーダン・クリストファー)を仲間にする。

 敵のロルカ(エミリオ・フェルナンデス)の素性も謎めいたものがあるし、クリスとも因縁深いところがあった。逆にそれが鬱陶しく思える。フランクの過去なんてのはなかなか悲しいけど、他はなんだか置いてけぼり。フランクはクリスを庇って死ぬし、ルイスやマニュエルも死んでしまうが、やっぱり物足りないのはスターの欠如か。

kossy