劇場公開日 1961年5月3日

「七人のガンマン」荒野の七人 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0七人のガンマン

2013年1月1日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

黒澤明の傑作「七人の侍」を西部劇としてリメイクした1960年の作品。
元々「七人の侍」自体、日本の時代劇に西部劇の面白さを取り入れた作品なので、何の違和感も無く西部劇にシフトしている。

ストーリーは分かり切っているものの、「七人の侍」より7人のアウトローとしての姿が強調され、金や名誉の為ではなく人の為に命を懸ける男たちに惚れ惚れ。
ユル・ブリンナー、スティーヴ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン…渋く男臭い面々には鼻血が出そう(笑)
ジョン・スタージェスの演出は快調、エルマー・バーンスタインの勇ましいテーマ曲も爽快。

傑作の誉れ高いオリジナルにも引けを取らない面白さたっぷりの快作!

近大