劇場公開日 1954年8月16日

「『艦長が好きだからでなく、艦長が艦長だから従うのだ!』」ケイン号の叛乱 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0『艦長が好きだからでなく、艦長が艦長だから従うのだ!』

2024年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

面白かった。最後まで飽きさせないし。

法廷シーンから、裁判に勝ち祝杯をあげる士官たちに、

痛烈な皮肉を浴びせる、まさに立役者とも言える弁護士がよかった。

やはり、あの通信長が、艦長の精神障害を言い出さなければ、

反乱は起きなかったかもしれない。

善は、艦長か、士官側か。鑑賞後も考えさせられる。

ハンフリーボガートの演技は、素晴らしい。演じてるようには見えない。

藤崎敬太