劇場公開日 1996年10月26日

「ジャンボの操縦なんてチョロいな。」エグゼクティブ・デシジョン kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジャンボの操縦なんてチョロいな。

2018年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 旅客機のパイロットは密着してくる特殊機のことなど知らずに、上昇を続ける。あっという間にハッチを閉じなければならず、計画な難航する。また、乗りこむときに大怪我をしたジョー・モートンが唯一の爆弾処理のプロ。彼が気絶したため、完璧な処理ができなくなり、一方、国防省はF14戦闘機に旅客機撃墜命令を下す。

 テロリストたちは爆発物のことを知らず、スリーパーが一人潜んでいることが話をややこしくしていた。リモートコントロールによって、通常の起爆とは別操作で大爆発を引き起こすのだ。このややこしさのためにかなり緊迫したやりとりが続く。機内に穴を開けたり、最終的にはパイロットを殺してしまったりして、ラストは『乱気流』みたいな展開になってしまう(乱気流が次の年の公開)。

 しかしまぁ、助演男優にセガールと名前があるが、最初のほうで墜落してしまう・・・なんてことだ。カート・ラッセル、ジョン・レグイザモ、ハル・ベリーのための映画だったんだな。

kossy