劇場公開日 1986年8月30日

「母性溢れるリプリー」エイリアン2 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.5母性溢れるリプリー

2023年12月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

面白かった。

最後の最後までドキドキさせる作りは流石でした。
どうせここで来るんでしょ!が当たりまくるんだけど、面白い。
それは緊張感を途切れさせない演出にあると思う。

CGじゃないからエイリアンの動きも遅いし、
なんなら現れるだけで意外と手を出してこない、
手を出してるのは人間の方でぶっ放した銃による
飛び散った酸で自爆してるだけなんじゃないのか?
と思うけど、
音楽と暗がりと炎や煙の演出の見せ方、人間側のパニックの様子が重なって、とても恐ろしく見える。

そして80年代のCGじゃないセットのリアルさが
今にはない臨場感を出して今でも遜色なく
見応え充分でした。

前作からのロボットとの確執も伏線となって、
最後は胸熱な展開でした。

奥嶋ひろまさ