劇場公開日 1986年8月30日

「今度は戦争だ!」エイリアン2 うにたん♪(人手不足の業種はつらい)さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0今度は戦争だ!

2019年11月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館、VOD

怖い

興奮

幸せ

キャッチコピーからもエイリアンとの真っ向勝負を想像させられた私の期待に十二分に答えてくれた本作品。
前作『エイリアン』の予告編をテレビで見てからあまりの怖さに観るのを避けていた。ところがうっかり地上波で『エイリアン』を見てしまい、あの恐ろしさの虜に(笑)
公開当時は気負い込んで少ないバイト代を握って映画館に何回も『エイリアン2』を観に行ったのが懐かしい。サウンドトラックまで買って聴いていたので未だに地上波テレビのBGMに流れていると「エイリアンだなぁ…」と思うほどに一時エイリアンに毒されていた。

改めて観ると第2作目としてオーソドックスな作りで、未だにショックから立ち直れない浦島太郎なリプリーの復活物語。
旅のお供にハイパーダイン社製のアンドロイドのビショップやショットガンを愛用するヒックスなど顔ぶれだけでもニヤリとしてしまう。キャメロンだけに『ターミネーター』の出演者多いなぁ(笑)

更にスマートガンの射手バスケスやドレイクたちの荒々しさには憧れすら感じる(笑)
バスケス役のJ・ゴールドスタインは『ターミネーター2』にも出演してたし(笑)

作中で不馴れな指揮官ゴーマンの判断ミスでエポーン軍曹たちが非業の最期を遂げるエイリアン奇襲シーンは最新兵器をもってしても容易でない怪物を印象付けてくれる。

勿論、卵もフェイスハガーもちゃんと出てくるし、エイリアン本来の生理的な嫌悪感も伝えてくれる。
ラストはクイーンまで登場し、エイリアンクイーンと母親(擬似的なニュートの母)対決まで発展、当時の私の中ではアクションホラー作品としてこれ以上の作品はないと思ったほど。

映像的なアラは最近の作品と比べると厳しいが、内容は劣らないので、観てない人は観てください。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)
2023年6月8日

何回も観に行ってたら、映画館の館長が再上映してた最終日にホールに貼ってあった2メートル近いサイズのポスターくれて大喜びしたのが懐かしい想い出

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)