エイト・メン・アウト

解説

大リーグ史に残るスキャンダル「ブラックソックス事件」を題材に、男たちの友情を描いた人間ドラマ。1919年、ワールドシリーズに勝ち上がった強豪シカゴ・ホワイトソックスの選手たちは、自分たちに正当な報酬を与えないケチなオーナーに不満を抱えていた。そんな中、選手たちは賭博師からシンシナティ・レッズ戦での八百長を持ちかけられ……。インディペンデント映画出身のジョン・セイルズ監督がメガホンを取る。

1988年製作/119分/アメリカ
原題:Eight Men Out

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映画レビュー

3.0ブラックソックス事件

2018年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 第一次世界大戦も終わり、リーグ優勝して浮かれていたホワイトソックスの選手たち。しかしオーナーからのボーナスはシャンペンだけ・・・1人1万の報酬で7人、全て負ける約束だ。

 29勝したのに30勝の約束だったはずだと1万の報奨金をもらえなかったエディ(デヴィッド・ストラザーン)が渋い。

 「ブラックソックス事件」とまで言われた八百長事件。この2年前に優勝したホワイトソックスはそこから優勝からは遠のいているほど(2005年に86年ぶり優勝)。対戦相手はシンシナティ・レッズ。バック・ウィーバー(キューザック)は誘いに乗らず真面目にプレーするが、みんなが八百長を自主的に止めるのを待つという消極策。八百長に加わってない選手が頑張ったことと、約束の金が半分しか支払われてないこともあり、なんとか3勝4敗までこぎつけた(この年は9戦、先に5勝すれば優勝)。あっさりレッズが優勝してから事実確認の審議が始まる・・・

 バックは金も受け取ってないし、成績も残した。しかし十把ひとからげの弁護士によって、同罪とされる。裁判では無罪だが野球界から追放。彼はその後も名誉回復申請を続けたが一生かかっても果たせなかった。

 ドキュメンタリータッチではないが、そのまま史実を再現ドラマとしているので、いまいち盛り上がらないのが残念だ。

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kossy

4.0シューレス・ジョー

2012年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

野球の映画ということで、あまり背景を知らずに観ました。
観た後に、あまりに面白かったので、少し調べてみたくらいです。

メジャーリーグで、昔実際にあった八百長試合で訴えられた
選手たちの話。
その選手の中には、八百長を誘われながらも断り続け
懸命に試合をしたにも関わらず、試合が負けた事に
より同罪となった者も居たそうです。
そんな彼らの人間模様が、野球大好きの私には、とても興味の
有る映画でした。

誰もが見て楽しめる映画ではないと思いますが
野球ファンの方なら充分楽しめる映画だと思います。
『フィールドオブドリームス』に出てくる、シューレスジョーが
出てきます。
そっちと合わせて観るのも、面白さ倍増と思います。

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くろすけ
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