いまを生きるのレビュー・感想・評価
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不思議な世界
詩にここまで没頭する少年たちに、不思議な感覚を覚えた。
少年たち各々の中で、詩の力というか、先生の言ったことが心の中で響いてて、
自分の道をしっかり考えていく、っていうか
自分の道を、いまを、しっかり生きていこうとする。
それが心を打っていく。
ニールの公演、絶賛、その後の父親の反対、
めちゃくちゃ引き込まれた
ニールの死を聞いての、少年たちの悲しみ、
もらい泣きした。
雪を駆けずり回って悲しみを叫ぶ。
あのシーンがすごく印象的。
イーサン・ホークが出てたの知らなかった!
あの少年はイーサン・ホークだったんかーい
●言葉や理念は世の中を変えられる。
良作だ。
お世話になった先生を思い出した。ガキの頃は、怖いものもなくて、なんでもできると思ってた。そう思わせてくれたのは、両親や先生のおかげだ。先生にちょっと褒められたことが、大きな自信につながった。褒められたくて素直に頑張った。そうした経験と環境が、オレの人格形成に大きな影響を与えてくれた。
体罰やパワハラなんて言葉がなかった時代。ただ、こうした制約の中でいかに楽しむか。いかに、うるさい先生たちの目を盗むか。たまにヘマして捕まって。とっちめられて。そうして生きる術を身につけられたのだと思う。
「カーペ・ディエム。今を生きろ」
「誰が何を言おうと言葉や理念は世の中を変えられる」
多くの名言が刺さる。
クライマックスは衝撃的だ。ラストはズシリときた。
悪者が際立っていて、わかりやすい。しかし彼らの事情も理解できなくはない。って、オレもズルい大人になったのか。ひとつ感心したのは、ラストの同調しない数人の生徒たち。彼らは彼らで、そういう判断をしたんだよね。
いつまでも深く余韻が残る映画。 まさかDr.HOUSEのロバート・...
いつまでも深く余韻が残る映画。
まさかDr.HOUSEのロバート・ショーン・レナードがニールだなんて知らず観てビックリ。トッド役のイーサンも良かった。
カルペ・デイエム その日の花を摘め
あんまりだー(゚o゚;;
という展開になってしまって 嗚咽…
最初、子供たち高校生くらいの時見せたら良かったな〜と思いながら感心してたけど
中盤からは、もう人生振り返るくらいの人にもいいかもな と見た
本当に惜しい人を亡くしたーと思いながら
(ロビン・ウィリアムズ)
堺雅人に似てんでな〜い?と…
イングランドのクラシックは端で見る分には美しいけど
この中では いまを生きれないよねぇ
まぁ、わかってくれる副担任?みたいな先生がいたのが救いだった
ううーんって感じ
ロビン・ウィリアムズ演じる教師が詩を題材にいまを生きると学生に問いかけ、それに対して学生達が見つめなおし、恋や夢に奮闘するお話?かな笑
なんかなーって感じでした
言いたいこと、やりたいこと言えない状況にモヤモヤ。
末っ子でやりたいことやってきた自分だからこう言えるのかもしれないけど笑
もっと向きあえよって言いたくなる
でも、親が期待してるよとか言ってプレッシャーをかけている分自分の想いを内に秘めたんだなーって思う。
しかし!
ラストは、先生達の指示に従わず机に乗って船長!!って言ったところはこれまでの言いたいこと言えない状況から打破した感じで良かった!!
教育って簡単じゃない
以前、一度観たことがあるのだけれど、その時は前半がつまらな過ぎて途中で観るのをやめてしまったが、今回リベンジの意味を込めてみてみた。
予想以上に面白くてびっくりした。
ニールが死んでしまったことに対して、誰も責められない
だって、みんな相手に良いようにと思って行動しているんだもの
教育って難しいなと思った
最後にぶわっと涙があふれた。
人は生きている限り、よかれ悪しかれ周囲の誰かに影響を与えずにはいられない。「誰もが人生の主人公」という歌があるけれど、同時に皆が誰かの人生の脇役でもある。であれば、せめてよい脇役でありたいものだ。この先生のように。
ピュアでデリケート
故ロビン・ウィリアムズさん(このように書かなくてはならない時点で、すでに泣けてきます)主演のヒューマンドラマです。本作の原題は、'Dead Poets Society'。これは劇中に出てくる、詩を読んだりするサークルの名前です。不思議な話ですが、全編(映像や音声を含む)を通して詩的・叙情的にみえました。まるでこの映画自体が"詩"であるかのように。
先が見えない不安と共に日々を過ごす青年たち。子どもと大人の中間地点にいる彼ら(僕も今この時期です)は、非常にデリケートです。そしてある意味でピュア。そんな彼らの元に、ロビンさん演じる型破りな教師がやってきます。ロビンさんの登場は、突如訪れた"非日常"であり、最初は戸惑いながらも、次第に引き込まれていきます。ピュアだから。
しかしデリケートでもあります。決して良い方向にばかりではありません。一度悪い方向に転換すると、一気に引きずられてしまい…この実情を本作は見事に描ききっています。これが人間の本質です。しかしロビンさんは言う、「Carpe Diem(今日という日の花を摘め)」。そう、「いまを生きろ」と。
自身の意思で生きること
若い人にこそ、見てほしい作品。
27年経っても色褪せず、古めかしくなく、生きるうえでの重要なこと…愛や芸術に触れる意味。自身の声を聞き、何をしたいか思考することの重要性。何より、教師と生徒の心のふれあいが感動的に積み上げられた作品。
タイトルは知っていたが、見たことはなく
今回人に勧められてやっと見ることができた。
素敵な作品。
60点
こんな慕われる先生おったな〜
自分の子供をバービー人形のように
扱う親おるな〜て思いましたw
評価されてる割にそんなにやったなー
ロビンウィリアムズの演技は相変わらずよかった!
先生の教えは正しかったのか?
ラスト、生徒たちはこれからどうするのだろうか?
一般的な評価は高いが、私の評価は低くなってしまった作品の一つ。
最後、机の上に立った生徒たちがどうなるか気になってしまう。
それはともかく、この映画で一番重要な事件は生徒の一人が自殺してしまうこと。学校側はロビンウィリアムズ先生のせいにしようとする、もちろん生徒達は反対行動をとり、この映画のクライマックスに進むのであるが、そもそもそのきっかけを作るのに生徒の自殺という悲劇を設定すること自体がやや安直すぎて、納得がいかない。また、自殺が親のせいだったかもしれないが、先生の教えがなかったら自殺はなかったはずである。先生の教えは素晴らしいと思うので、なおさらやるせない気持ちになってきて、後味があまり良くない映画だった。
あと、邦題は原題と違いすぎる。ただ、直訳すると変な邦題(死せる詩人たちの会)になってしまうので、致し方なかったか。
生きるということについて。
生き方について考えさせられる作品でした。心に響く言葉がとても多かったです。
ああいう先生がいたら学生生活とても良かっただろうなあって思いました…笑
夢や希望の大切さを描く一方、現実や死についても描かれていました。笑って、泣いて、とにかく考えさせられました。オススメです。
この時代だからこそ
この映画が公開されたのは1989年、僕はこの映画を20年以上前に観た記憶があるが当時はあまりピンと来なくてそれから今まで一度も見直したことがなかった。それでなぜ見直したかと言えば、幕が上がるの本広監督が映画のパンフでこの映画の名前を出してたからだ。主役のロビン・ウィリアムズが去年に不幸な死をとげてさらに有名になったかもしれない。そこで20年以上ぶりに観てみることにした。
自分たちの世代でこの映画を観てテレビドラマの金八先生を思い起こさない人はいないだろう。型破りな先生がホントに生徒たちのことを思いやりながら教鞭をとっていく、この日本で大ヒットしたドラマはこの映画の10年位前から始まった。金八先生の時代の学園生活は校内暴力が流行した荒れた時代だったが、これはなにも日本だけの出来事ではなかったらしく世界中の学校が荒れていたらしい。処刑教室という今ではDVD化すらされてないカルト映画があるのだが、この映画はいまを生きるとはまるで正反対の映画で狂暴化しまさにマフィアかヤクザかと言わんばかりの生徒を堪忍袋の緒が切れた先生がノコギリや車、火あぶり、そして天井から突き落として処刑する映画なのだ。そして金八先生もこの時代では中学生で妊娠した生徒や校内暴力で暴れまくる生徒を取り上げており、当時の腐ったミカンという言葉が流行したくらいだった(意味は段ボールの中に腐ったミカンが一つあると全部のミカンが腐るから腐ったミカンは捨てなければならないってこと)
もしこの処刑教室の時代にこの映画が公開されていたら、この作品がヒットしアカデミー賞関連を取ることが出来ただろうか?正直大昔のくだらない映画だと言って見向きもされなかったのではあるまいか?そして10年が経ち映画の設定は1950年代から60年代の設定ではあるとしても、今度は生徒たちが先生を胴上げしエールを送る側に立つ。校内暴力はすっかり収まり、ダイ・ハードのテロリストたちはブルース・ウィリスに完全に退治され、そして感動のラストを迎えるような時代になった。80年代の中盤から後半にかけてはこうした映画が主流だったように思う。つまり日本の勧善懲悪なファンタジーな映画の全盛期だったというわけだ。
この映画で生きる希望とか青春のすばらしさとかいったありがちな感想を持たれる方も多いことだろうが、自分のように同時代に青春を送った人間からすればこれは夢の中の世界を閉じ込めたような映画だと言っていい。校内暴力は収まったが現実の抑圧された学校生活が終了したわけではなく、受験戦争もピークを迎えた時代だった。それでもこうして映画を観ればその現実は一時でも忘れることが出来る、つまりはある種の現実逃避なのだ。そしてこの映画はそれを完璧に果たしてくれる映画として機能している、まさに映画が夢だった時代の象徴的な作品なのだ。
子どもの頃に観た時は刺さったが・・・
教育パパと、優等生な息子との間の確執が描かれている。
最初に観たのは小学生のころで、
当時は嗚咽するくらい泣いて、その後も見るたびに泣いた。
だけど大人になってから観たら、泣けなかった。
当時は手に取るようにわかった彼らの気持ちが、
今はしっくりこない。
若いときにしか分からない映画もあると知った。
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