いまを生きるのレビュー・感想・評価
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ほかの誰でもなく自分がどう生きたいか
自分の中の固定観念や甘えや弱さに
抗い突き進む勇気をくれた作品でした。
今は二度と戻らないんだから
自分が決めた道を堂々と歩みたい。
たまには違う側面から世の中見渡していこう。
留学前に素敵な作品に出会えてよかった。
思想や哲学の価値とは?
dvdにて。wowow映画塾で解説を聞いて観たくなったので鑑賞。
原題はdead poets society。
学園ものですが、これは哲学映画だ。若い人は見るべき。俺はオッサンだ。オッサンになるとこの映画の主張は痛いほどわかるが、今更この映画を観ても遅かった(笑)。
「詩で金は稼げないが、詩は生きる糧となる」
正にその通り。金だけでは人間は生きられない(そう言うことは金持ちになってから言え笑)。現代を生きる多くの人は思想だの宗教を馬鹿にするが(その割には自己啓発本とか読んで悦に浸ってるから馬鹿だ・・・いや。まぁそれはともかくとして・・・)。しかし、金も地位も名声もなくなった中、我々を救ってくれるものこそ、思想であり哲学なのである。そう言う意味で、哲学や思想は生きる術なのである。クソ自己啓発本は金を稼ぐ術を教えてくれるが、生きる術は教えてくれない(どんだけ自己啓発本嫌いなんだよ)。
思想や哲学の価値を、現代人に説いている映画でした。
等身大の若者の命の煌めき
パブリックスクールを舞台に、親のレールの敷かれた若者がそれでも足掻く姿を描く。
こうまとめるのも憚られるくらい、強烈なパワーを持った作品で
是非気になっているなら観て欲しい所だ。
校是に対するアンチテーゼのような4柱、慣れない女子学生とのぎこちない会話、秘密クラブ、勉強会、風変わりな先生。
青春がそこに詰まっている。男子校出身者などはかっての学生生活に思いを馳せるのではないか。
やりたいことがやれない人生ほど悲しいことはない。
せつない・・・
夢を追うことは「自殺」か「退学」かどちらかの結末に結び付く。
だから長いものには巻かれろ。
結局現実はそうなる。
せつない。
せつないけど、夢を教えてくれた先生に、最後の敬礼。
そんな感じ。
現実と空想、夢をうまく描いている。
けど・・・もう少しパンチが欲しかった。
問題提起としては素晴らしいものだと思う。
役者さんたちも素晴らしかった!
青春を詰め込んだ傑作。
心から溢れる感情を上手く言葉に出来ずに、結局は押し殺して葛藤する。そんな思春期を上手くスクリーンに映し出していて画面から目が離せませんでした。
終始僕は学生目線で見ていましたが年を重ねるにつれて親や校長の目線からもこの映画が見られるのかなと考えました。
青春とは時に危険だが、ありのままの自分を見ることが出来るかけがえのない時間ではないのか。そして恋や夢というものに盲目なのではないか。
青春の持つ性格と教育のあり方を問う傑作でした。
先生・生徒・親が一緒になって見るべき作品
教育に携わる、全ての人に見てほしい。
教員が決めた教義に生徒を従わせながら育てるのか、それとも生徒自身に任せるのか。
学校運営は、資金面で直に影響する親・一般社会への評価を重きに置くべきなのか、それとも生徒?はたまた教員か。
そういった今の日本の学校のあり方を考えさせてくれるような両極の立場が描かれている。あと、劇中の先生の生徒への叱り方がうまい。
Carpe diem
深く考えさせられる映画だった。
大切なのは、過去でも未来でもなく、“今を生きる”ということ。
勉強ではなく、人生を教えてくれるような、こんなにすばらしい先生なんているのかな。
今まで感動する映画はたくさん観てきたけど、ストーリーの深さをここまで感じたのは初めてだった。
これから何度も観たい。
本当に大好きな映画。
seize the day
初見は13歳の時に親友宅で。何回も観ました。
Neilの死後、それまで寡黙で感情を表に出さないToddが、雪景色の中泣き叫ぶシーンに毎回泣きました。
海外にいた当時、邦題を知りませんでした。
中学生なんて目の前の宿題と試験勉強と学校生活で手一杯でした。振り返れば、何を考えるまでもなく充分「いまを生き」ていた時期でした。当時はまだ、この映画のテーマを真に理解することは出来ていなかったように思います。今となっては言葉ひとつひとつが身に沁みます。現実にMr. Keatingが学校にいたら、自分は勇気を持てただろうか、どの夢を追いかけていただろうか。
"...That you are here - that life exists, and identity; that the powerful play goes on, and you may contribute a verse. What will your verse be?"
"Carpe diem"
海外ドラマ"House"でもこの台詞が出て来ます。そこでこのNeilがDr. Wilsonであることにようやく気付いた時の大衝撃( ̄◇ ̄;)!!しかも皮肉にも医師役!!
今を生きる
若い時に自分のやりたい事を精一杯やってみる事の素晴らしさを感じました。
若くなくても一緒ですね。
久しぶりに観ましたが、詩の言葉が響きました。悪い人が誰もいなくても起こってしまう悲劇、ありますね。
ロビン・ウィリアムズ大好きです。
こんな先生がいたら魅力的。
「午前十時の映画祭」で鑑賞。若さや、やんちゃを否定せず、情熱を持って素直に伸び伸びと生きることの大切さを教えてくれる。観客もロビン・ウィリアムズの生徒になりました。生徒役の役者誰だっけとずっと考えていたら、イーサン・ホークでした。いやーこんなかわいい時期があったんですな。
大人になっちゃった
多分、もっと若い時に観たら泣けたと思うけど、今は「頑張って医者を目指せ」とか言っちゃう大人寄りです。
学校の集団教育が難しいのは、勉強なんか下らないって思っている生徒ばかりじゃないことにあります。特に今は指導力がなければ、生徒を伸ばせない教師のレッテルでも貼られることでしょう。
子供だって成長したい、でも親だけは子供の自力を認めてあげてほしいとしみじみ思います。今は親が色々、過保護もいればネグレクトもいるし友達親子もいる。
金八先生に出てくるような生徒がいなくなった時代、やや古さを感じる作品でした。
男の子達は可愛かったけど(笑)。
「いまを大切に生きろ!」その通りだ。今やってるドラマ「仰げば尊し」...
「いまを大切に生きろ!」その通りだ。今やってるドラマ「仰げば尊し」も「ハートで行動しろ!」同じですね。教育の原点だと思います。
ただ、展開上必要だったのかと思いますが、死んじゃ駄目なんです。どんないいことを教えようと、生徒を死なせちゃ意味ないんです。ロビンが責任取って辞職するのは当然なんです。
以上の理由から、正直、この映画を全面的に素晴らしいということは私にはできません。
ただ、こんなことを考えさせていることも、この映画が素晴らしいことの証明ではあると思います。
人間、いつか死は訪れます。「いまを生きる」そして「生きてることが素晴らしい」そう実感させる教育であって欲しい、強くそう思います。
詩っていいですね。私は金子みすずが大好き。もう読み返してます(笑)
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