劇場公開日 1990年3月17日

「子供の時と大人になった時2回観ると良い!」いまを生きる かっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0子供の時と大人になった時2回観ると良い!

2022年3月5日
iPhoneアプリから投稿

確か高校生位の時に初めて観た。
その時は生徒の両親や学校、キャメロンに憤りを感じて最後は素直に感動した記憶がある。

だけど大人になって自分の子供がいる状態で見ると全く違う後味になった。
ニール(で良かったっけ?名前)はいい子過ぎたんだなぁ、そこまで追い詰められるなら逃げても良かったと不憫でならなかったし、ニールの両親が何かのせいにしたくて学校を徹底追求しちゃう気持ちもわかる。多分両親は自分達が最終的に追い詰めた事をなんとなく分かった上でこういう事してんだなぁって。

自分の気持ちに素直に生きる事を推奨したのは確かにロビンウィリアムズで、彼は最後にニールの嘘を放置したしいい子過ぎたニールは自由に生きれなかったけど責任は教師にはない筈。与えたものの方が多かったように思う。
教師って大変だね。

ロビンウィリアムズだからこの役がカッコ良く感じるんだよなぁ。最初の口笛を吹いて登場するシーンが最高。

つまり、感動とか少年の成長!を求めずに、ただ色々考える為に観たい作品。

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かっちゃん