1941のレビュー・感想・評価
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取り散らかしたドタバタギャグ
スピル君の数少ない失敗作の一つだそうです。
確かに、やたらドタバタが多くて、話の中心をなすいくつかのエピソードもつながりが悪く、何だかよくわからないし、天才でも失敗するんですね。
ハリウッド版ドリフ?
波長が合えば、面白いのだろうが・・・・
伊号第19潜水艦と言えば、米空母ワスプを撃沈した殊勲艦だが、開戦時、西海岸にも接近していたようで・・・
羅針盤の件は、ヲイヲイ、帝国海軍を舐めるなよと思ったりもする。
画がそれなりに纏まっているのは、さすがスピルバーグ?
全然笑えなかったが・・・
スピルバーグ最低・最悪の汚点
脚本のロバート・ゼメキスとスピルバーグは作風が水と油、合う訳がない、加えてコメディセンスが欠如していることが露呈した最悪の映画。出演依頼したジョン・ウェインは台本を読んで怒り心頭、大勢が死んだあの戦争を悪ふざけで茶化すのは止めなさいと製作中止まで訴えたという。
ギャアギャア喚いたり下ネタ連発、ゼメキスはスピルバーグを貶めるために甘言でのせたのではないかと疑いたくなる。甘言にのってしまった三船さんが気の毒でならない。
これがあるから『ブルースブラザース』がある!
いきなり『JAWS』のセルフパロディでぶったまげる。何かやってくれるスピルバーグもコメディに挑戦してきたか!と当時は驚かされたものだ。
三船敏郎艦長もはりきっているし、潜水艦にドイツ将校が乗っているのも面白い。「イ19」一隻だけでハリウッドを攻撃するなんて馬鹿馬鹿しい設定だけでもう満足。全体的には登場人物が多すぎるため、セクシー女優のナンシー・アレンも途中から影が薄くなってしまう。結局、ドタバタ劇のメインを飾るのはジョン・ベルーシだったし、この映画が『ブルースブラザース』に繋がると考えると価値ある一本だったのかもしれない。
最後に海辺の家が転落する光景には口をあんぐりあけて、大笑いしてしまうほど、金をかけたコメディだったわけか。
金をかけた悪ノリ
総合60点 ( ストーリー:30点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
おふざけのすぎる悪ノリな喜劇。内容は幼稚でくだらなくて意味の無いものだし、爆笑するかといわれればそんなこともない。だけど緩い滑り気味の笑いが派手な場面に散りばめられていて、色んなことが次々に起きるので賑やかではある。
なぜか日本海軍の潜水艦はドイツ製でドイツ士官が同乗しているということになっているのだが、当時の日本は潜水艦を作れなかったという程度の認識しか持たれていなかったのだろうか。80年代の米国にとって日本は、気になるけれどまだまだ理解の浅い相手だったのだろう。貿易摩擦でもめるのはこの後だ。
オープニングで、あれっ!映画間違えた?ってなります!!
この映画、最初から最後までもうやりたい放題!その場で面白いと思ったこと全部詰め込んだ感じ。
でも、こうゆうレトロかつ斬新なコメディ大好きです!ただアメリカ人が以外にも日本人に対してかなりビビってて驚きました。そんだけ理解不能な国だったんだな( ´ー`)
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