ある日どこかで

劇場公開日:

解説

「地球最後の男オメガマン」「激突!」などで知られるSF作家リチャード・マシスンの同名小説を映画化したタイムトラベル・ファンタジー。1972年、母校で自作舞台の初演を迎えていた新進劇作家のリチャードは、白髪の老婦人から古い金時計を渡される。その8年後、母校を再訪した彼は街のホテルにかかっていた肖像画に心を奪われる。そこに描かれた美女は、かつての老婦人の若き日の姿だった……。主演は「スーパーマン」のクリストファー・リーブ。監督は「ジョーズ2」のヤノット・シュワルツ。

1980年製作/103分/G/アメリカ
原題:Somewhere in Time
配給:CIC
劇場公開日:1981年1月31日

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映画レビュー

3.5安易にハッピーエンドにしないのが良い

2024年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

コメディ映画でも無いのに、好きな人に会うためにタイムスリップしたいと念じていたら実現したという設定が微妙だと感じたが、観続けているとそこは大した問題では無いと思った。あくまで男女の出会いと別れの切なさに重点が置かれている中々良い映画だった。

2人が恋愛関係になるきっかけがデートシーンだ。割と短いシーンだが、ここの映像の美しさが、2人が相思相愛であることを演出できていたのが良かった。レトロ調の映像で、温かい陽光が差す中、美しい海や花の見える公園を歩く2人の姿は、まるで印象派の絵画を思わせる。しかしデートシーンはもっと長く詳細に描いても良かった。ここが短いのでその後の別れもあっけなく感じられ、ストーリーの盛り上がりや切なさが薄れた。

ラストシーンを安易にハッピーエンドにしないところが、ストーリーに深みをもたらしていたのは良かった。しかし2人の出会いと別れによって彼の心に大きな傷を残したのを見ると、切ないという感情を通り越してただかわいそうだった。

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根岸 圭一

4.0何十年経っても忘れることのできない不思議な映画

2024年3月27日
スマートフォンから投稿

ある日…突然
「私の元へ帰ってきて」と
若者に語りかける老婆

老婆は20世紀初頭の女優だった。

そこから始まる物語。
彼女が彼を見つけ
彼が彼女を見つける
虜になる瞬間は
時間を飛び越えた。

使用されているラフマニノフの楽曲は美しく
いつも彼らの愛をなぞる様に流れる。

再び二人が離れ離れになったとき、
深く悩む彼の選んだもの…には
狂おしいほどの愛おしさが混じる。

低予算の映画だが
何故忘れられないのか
不思議でならない。

「奇跡は信じたい」
そう思わせる映画
なのかも知れない。

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星組

3.5かなり救いがない

2022年5月15日
iPhoneアプリから投稿
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因果

5.0マイ・ベスト

2022年2月26日
iPhoneアプリから投稿

「アバウト・タイム」が現れるまでのマイ・ベスト恋愛映画。兎に角美しく、切ない。

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ぱんちょ
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