悪魔の教団 レッド・モンクス

解説

悪魔に魂を売り渡した人間同士が数百年の時を経て、中世の古城で死闘を繰り広げるスリラー・ホラー。監督作のほか製作総指揮作品が多数ある「サンゲリア」のルチオ・フルチが、製作総指揮とSFXを担当。ルチオ・フルチの門下生で、この作品が日本初登場となったジャンニ・マルトゥッチが監督。出演は、ララ・ウェンデル、舞台出身の二枚目俳優ジェラルド・アマトなど。

1988年製作/イタリア
原題:The Red Monks

ストーリー

ロビー・ガリーニ(ジェラルド・アマト)と結婚したラモーナ(ララ・ウェンデル)は、式を挙げるとそのまま夫の豪邸へ落ち着いた。だが夫は彼女との性の営みを避け、その理由を説明しようとしない。冷たい家政婦のプリシラ(メアリー・マックスウェル)、ラモーナそっくりの女を描いた絵、地下室で見た人骨、そして緋色の僧衣をまとった人々が出てくる悪夢……ラモーナは、結婚は失敗だったと思うようになる。ある日、彼女は無言の青年に突然犯されるが、なぜか罪悪感を持たなかった。その後、青年の案内でラモーナは城に詳しい老人と会い、「五百年前に大公がジプシー娘と結婚し、娘を悪魔教団の信徒にした。大公は驚異の存在となり、ガリーニ伯が悪魔の力を借りて大公を倒した」という話を聞く。彼女は自分がジプシー娘の生まれ変わりであることを知り、大公の復讐を果たそうと考えた。ロビーは、ラモーナの処女の生血を捧げる儀式のため彼女に手を触れなかったのだが、逆にラモーナに首をはねられる。青年は悪魔に身を変え、ラモーナはその腕の中で大公妃として真の眠りに入っていくのだった。

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