愛と欲望の銃弾

劇場公開日:

解説

銀行強盗の2人の男と、それに巻き込まれたひとりの女が運命に弄ばれる姿を描いた犯罪アクション。監督・脚本はトマス・コーファー、製作はトマス・コーファーとポール・ボリス・ロバドフスキー、撮影はルカ・ストレベル、音楽はジャン・ポール・プチが担当。

1990年製作/フランス・ドイツ・スイス合作
原題:All Out
配給:ヒューマックスピクチャーズ
劇場公開日:1992年6月6日

ストーリー

アンジェロ(デクスター・フレッチャー)は、ポール(ウーベ・オクセンクネヒト)らと3人で、銀行を襲った。ところが、仲間のひとりは殺され、アンジェロは、ジュリア(フェビエンヌ・バーブ)という若い女を人質に取って逃走する。ところが、ジュリアは実は襲った銀行のオーナーの娘。アンジェロはジュリアと引き換えに身代金を受け取りに行くが、彼女の父親が雇った殺し屋と銃撃戦になり、ジュリアも自分のフィアンセを撃ってしまう。その時からアンジェロとジュリアは恋に落ちていく。逃走の途中でポールは離れていき、残された2人はあてどのない逃避行を続けてジェノヴァに着く。海外へ高飛びする金を得るため、犯罪グループに加わるアンジェロ。次第に生きることに疲れていった彼はポールに再会するが、ポールは死んでしまう。不甲斐なくなったアンジェロに愛想を尽かし、ジュリアは自ら犯罪の世界へ飛び込んで行く。そこへも彼女の父親の手が伸び、ついに追い詰められたジュリアは撃たれ、アンジェロも同じ最期を遂げるのだった。

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