劇場公開日 2005年1月15日

「恋愛の抗えない甘さと野蛮さは、人生と相いれない、という台詞が全てで...」東京タワー(2004) rireさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5恋愛の抗えない甘さと野蛮さは、人生と相いれない、という台詞が全てで...

2016年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

恋愛の抗えない甘さと野蛮さは、人生と相いれない、という台詞が全てで、それだけは共感できたけれど、他は共感できず、ここまで人を好きになれたら、それはそれでいいかなぁ、という他人事な感じの感想が残った。綺麗で、浮世離れしていて、なんというか、小説は読んでいないけれど、小説ならなんとなく綺麗な話としてまとまる気がするけど、映像だと非現実さや、どろどろしたものの違和感が勝ってしまう、という感じ。江國香織はどろどろしたものはあまり似合わないのかも、と発見する映画。一度観ればいい。

rie