ノロイのレビュー・感想・評価

失踪した作家の小林が残したビデオ。そこには奇妙な音に悩まされる母子を取材する小林の映像が残されていて…。

白石晃士監督作品。ニュース映像や特番を映す展開を繰り返すことで関係者が次々と死んでいく終盤に現実味が生まれていた。和製モキュメンタリーの代表作と言える作品です。

松本まりか役の松本まりかが可愛いし、主人公の小林は角度によってマ・ドンソクに見えるような気もして絵面的にも良い。

初対面での人に「何でそんな言い方ができるんだよ」と言いたくなる映画でした。

楽しんだ。
怖いが、根底ではふざけている感含有の超微量の塩梅を評す。
主役の不細工のリアリティ。
世界で売れるクオリティではある。
支持。

この映画をつまらない、駄作だと思ったそこの貴方。根本的にホラー映画に向いていません。

「こんなの作りものじゃん」「CGが安っぽい」「中身がない」「怖くない」
こんなことを言っちゃう時点でお里が知れます。
ホラー映画なんてのは怖くなくて当たり前なんです。だって作り物なんだから。映画なんだから。そんなことは大前提なんです。「ブレアウィッチ」が先にある以上、公開当時もこれを本気にしていた人はほぼいませんでした。

私はホラー映画はジャンル的にはシュールコメディと同一だと思っています。スクリーンにデカデカと幽霊が出てきたら大抵の人は怖いって思うより笑ってしまうでしょ？そう、ホラーは笑えるんです、楽しいんです。
そして本題の「ノロイ 」ですよ。最高。最高に笑える、そして面白いし楽しい。後年の白石晃士作品と比べてウケを狙いすぎてないところが逆に笑えます。

石井潤子のキャラクターは最高だし松本まりかは可愛い、矢野夫妻もいい味出してるし堀さんは言わずもがな。今は亡き飯島愛のヘラヘラしたコメントもアンガールズの若手感も皆風情があります。あとは音響だとか郷土史だとかの専門家をとりあえず出しとけ！みたいなノリもとても良いです。昔のホラーバラエティってほんとにあんな感じでしたよね。古き良き時代です。

とりあえずこの最高の映画を酷評する方に対しては「なんでそんな言い方ができるんだって聞いてんだ」って感じです。

禍具魂最高！霊体ミミズ最高！！白石晃士最高！！！

インパクトはアルミ箔で覆われた部屋で怯える堀に全てを持っていかれた。
モキュメンタリーの流れで、主人公たちが真剣になればなるほど滑稽に見える。
信じてる人とそうでない人とはこんなに違うのか？と笑いすら出てくる。
アンガールズがテレビのノリで出ていて乾いた感じを出してた。

笑いすら出てくる作品ではあるが総じて気色悪い。かかわり合いになりたくないそう思わせる雰囲気がある。

正直あまり期待せず見ましたが
久々に怖かったです

あと、こういう架空のドキュメンタリー形式を
モキュメンタリーっていうらしいですね
もきゅもきゅしててかわいい

テレビ番組風なのでテレビでみると
より臨場感が出て楽しめると思います
VHSでみたかったな〜

全体的にむちゃくちゃリアルでした
子供の頃みてたら絶対に信じた

あと、アンガールズなついね笑

キモチ悪こわ〜い映画でした！
もっと怖い演出でも良かったかなぁ…（笑）

＊全身アルミホイルの霊能者・堀のキャラクターが、作品のリアルさを減じていたかなと思いました…漫画ぽかったというか…ちょっと騒がし過ぎでした（笑）

日本ホラーから海外ホラーまで、ひとまず人並みには観ている自分ですが、終始いい意味でちょっとズレてる作りがコワイ！！
マトモな人が出てきたときの安堵感と主要人物の周りに不幸が起きる理不尽感がとっても印象に残りました。
堀さんキャラ強すぎ！！

次々見せられて最初なんだかわからないが、ちゃんと関係あって繋がってる。
音大きくして驚かすの多い、ボリューム調整必要。堀さんがキャラ強すぎる。ブレアウィッチぽいのもあった。少年をひきとるのがおかしいし、カメラずっと手から離さないで堀さんを止めないの変。こわいことは怖い。

怖かった。

最後の方は怖くてあんまりはっきり見れなかった。
出てくる人がみんな本当にその辺にいそうでより怖い。
飯島愛とか出てきて物語との関連がなくてもゾッとする