劇場公開日 2005年9月3日

「すごい力を手に入れたのに・・・が最高」サマータイムマシン・ブルース ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0すごい力を手に入れたのに・・・が最高

2022年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

四畳半タイムマシンブルースをやるということで、まず録画してあった四畳半神話体系を全話観て、さぁサマータイムマシン・ブルースを見るぞと思ったらWOWOWで10月にやるという事で間に合わねぇじゃん!という事で配信で。ネットフリックスでは未配信で、Amazonプライムに入会しているのですが有料レンタルしかないという事で仕方なく400円でレンタルしました。

最初なんだか途切れ途切れの場面つなぎで編集へたくそか!と思いましたが、後から意味があったことに気づきます。何の理屈もなくタイムマシンが現れて、タイムトラベルが可能になるのですが、過去をちょっとでも変えたら関わった人全員が消える、という教師の言葉を信じて大金持ちになるとか、権力を持つとかそんな野望は全く思い浮かべず、それを知らないで行った仲間の後始末に奔走するのがメインの話となっています。タイムマシンの過去への干渉の解釈は色々あるので、この映画はそういう理屈採用したんだなとそれに関してはこちらも乗っかるしかないです。
めっちゃくちゃ面白いというわけでもないのですが、あっという間に観終わった感はあります。

この映画は17年前の映画なのですが、全然顔が変わっていない瑛太(当時の芸名)と、上野樹里に対してムロツヨシ、真木よう子、阿部力、佐々木蔵之介はわっかいなぁと思いました。ムロツヨシはギリギリ分かりましたが、真木よう子は「なんか見た事あるなぁ。乙葉かな?」と思っていた人でした。今の顔の方が好きだなぁ。

この話が四畳半の面々とどう関わってくるのか、そもそも四畳半神話体系があそこの分岐でああしていたらという思考実験(とも言い切れない)に近く、そこに物理的に過去へいけるタイムマシンがどう作用するかですね。

ガゾーサ