劇場公開日 1977年12月

「ボーイ・ミーツ・ガール」或る夜の出来事(1934) 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ボーイ・ミーツ・ガール

2023年5月2日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

興奮

90年前の作品なのにモダンで粋で洗練された、時代を超えた超傑作‼️結婚を反対された金持ちの令嬢が家出、スクープ狙いの新聞記者が同行、恋に落ちる‼️いわゆる王道のボーイミーツガールもの。最初は生意気なのにどんどん魅力的になっていくエリー役クローデットコルベール。レットバトラーよりもはるかに魅力的なピーターヴォーン役クラークゲーブル。ジェリコの城壁、ドーナツの浸し方、エリーに言い寄る男をピーターが撃退、バスの中でみんなで歌うシーン、人参の甘さ、共謀を申し出る男をピーターが脅すシーン、3パターンのヒッチハイク、編集長とピーターの友情、「卒業」にも影響を与えた花嫁逃走シーンなどなど、忘れられない名シーンがユーモラスな話術と洗練された演出でホントに楽しく語られます。フランクキャプラ監督にとっても「素晴らしき哉、人生!」と並ぶ最高傑作‼️この超魅力的な恋愛映画に比べたら、最近の恋愛映画、特に日本の恋愛映画はまったくダメ‼️何かといえば主人公とヒロインが事故にあったり、不治の病にする事でしか恋愛映画を作れてないような気がします。そーゆー現代の映画人たちにこの映画をぜひ見てもらいたいですね

コメントする
活動写真愛好家